性感染症(STD)とは性交渉または類似行為の際
粘膜感染により発症する疾病です。
STDは性行為によって感染する病気ですが、性交渉がなくても
血液を媒体として感染したり、手や口の接触が多い母子間で感染する
場合や、妊娠中に子供が母親の体内で感染したり、出産のときに
産道で母親から子供に感染する病気も含まれます。
STDを100%予防する方法は無いのです。
梅毒や淋病などは、自覚症状があり性器周辺に以上を発見する事が
出来る為感染した場合、早期に治療を受ける事が多いようですが
最近になり症状のあまりない治癒するのに捕縄に時間の掛かる病
クラミジア感染症や性器ヘルペス、尖形コンジローム、B型肝炎
C型肝炎、HIV(エイズ)といったウイルスによる性感染症が増えて
きており、知らないうちに感染してしまい、そのまま二次感染を招き
感染が大きく広がるという非常に厄介な状態になってきています。
また、性感染症(STD)の感染者は近年増大傾向にあり、10代の
若年層にも広がりをみせ、エイズ(HIV)も性感染症の1つで、STDに
感染することで命を失う可能性も十分にあるわけです。
1999年(平成11年)4月から施行された「感染症予防新法」では
「性病」は「性感染症(STD)」と呼び名を変更し、インフルエンザや
エイズなどと肩を並べるほど重要な疾病として扱われるように
なってきています。
性感染症(STD)は昔のように特別な人たちだけが煩う、別扱な疾病 ではなく、性交渉を行う人は誰がかかっても不思議ではない「感染症」 となってしまっているのです。もしあなたが性感染症に感染している 不安や疑いがあれば必ず検査を受けるようお勧めいたします。 また、自分は感染していなくてもパートナーが感染している 可能性がる場合も同じで、検査をお勧めいたします。性感染症治療は 「パートナーと一緒に治療すること」がマナーです。 自分の体を大切に思うのならば、相手に伝える勇気も大切な事です。