性感染症（STD）と性交渉

最近、若年者の性感染症（STD）が確実に増えてきているらしく
産婦人科を受診した十代女性の半数以上が、子宮頚（けい）がんの
原因となる性感染症ヒトパピローマウイルス（HPV）に感染しており
15〜24歳の女性の35人に2人がクラミジアにqいるという報告があります。
また、健康な男性100人を対象に、性感染症（STD)の調査をしたところ、
16人がクラミジアなどにかかっているという報告もあります。

若年層の性交渉事情の行動や性風俗産業の盛況からみて 不特定多数の男女が多くの相手と性交渉関係を持つことにより 急速に広がる傾向が顕著に出ているようです。 また、HIV（エイズウィルス）はSEXなどでは感染しにくい と言ったような根拠の無いゴシップが広まっているようですが、安心 出来るような話ではありません。特に、クラミジアに感染すると エイズに3〜4倍かかりやすくなりまた、女性の場合、放っておくと卵管が 炎症を起こし卵子が通らなくなり子供が産めなくなってしまう可能性が あるのです、悲しい事に、現在若い人の間で性感染症による 人工妊娠中絶も増加傾向のようです。 最近になり特に、発症に至らない性感染症（自覚症状が無い感染症）が増加傾向にあり 二次的な感染が増加しているのじは間違いないでしょう。 このような事態の原因はほとんどといってよいほど性交渉によるもので 不特定多数、性風俗を根源からなくしてしまうのは現在のところ 無理な状態にあるため今後の重要な課題でもあります。