梅毒の胎児への影響
梅毒が胎児へ感染する経路は、母体から胎盤を経由して感染するために、胎盤が完成する妊娠4ヶ月以前には母子感染は成立することはないようです。すなわち妊娠4ヶ月までの母親に適切な治療を行えば、胎児に影響を及ぼす事は無いようです。
しかし、見逃された場合、胎児に深刻な影響を及ぼし、先天性梅毒児が生まれる可能性があります。数が少ないとはいえ、早期に治療すれば確実に治療できる病気で、見逃された場合に胎児への影響が大きいので、しっかり検査する必要があります。